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【岡山】刈った草の処分|「刈ったのに片付かない」を終わらせる3つの方法

「草は刈れた。でも、この大量の草をどう処分すればいいのか分からない」

草刈り後の庭に残った刈草を前に、手が止まっていませんか。

刈った草を処分するには、地面に散らばった草を集め、土や石を取り除き、乾かして袋に詰め、収集場所まで運ぶ必要があります。
刈った直後の草は水分を含んで重いため、庭の広さや草丈によっては、草を刈る作業よりも後片付けに時間と体力がかかります。

また、自宅で自分が刈った草と、空き家・事業用地・業者の作業で出た草では、ごみの扱いや処分方法が異なる場合があります。

草刈り業者へ依頼する場合も、「刈るだけ」なのか、「集草・運搬・処分まで含む」のかを確認しなければ、お金だけ払って作業後に大量の草が残ってしまったなんていう事もあります。

この記事では、岡山県内で草刈りと刈草処分に対応する専門業者が、次の3点を解説します。

  • 刈った草を自分で処分する手順
  • 自力処分と業者回収を分ける判断基準
  • 草だけの回収と、処分込みの草刈りを頼む際の注意点

読み終える頃には、目の前の刈草を自分で処分できるのか、業者へ任せるべきなのかを判断できるようになります。

草刈り後の草を処分する3つの選択肢

刈った草の処分方法は、 草の量と、誰が刈った草なのか によって決まります。まずは、次の3つから自分に合う方法を選びましょう。

ごみ収集に出す

自宅の庭を自分で刈り、袋詰めして収集場所まで運べる場合に向いています。

処理施設へ持ち込む

袋数は多くても、自分で車に積み、指定施設まで運べる場合の選択肢です。

業者へ回収を頼む

袋詰めできない量や、車に積めない場合は、集草・積み込み・処分まで依頼します。

30秒で分かる処分方法

最初に「誰が刈った草か」を確認
自宅や実家の庭を、自分で刈った草ですか?
はい

袋詰めして、ごみ収集場所まで運べる量か確認します。

運べる場合
→ 自治体のごみ収集
量が多い場合
→ 数回に分ける・自己搬入・業者回収
いいえ

草刈り業者の作業で出た草や、店舗・会社などの事業活動で出た草です。

家庭用ごみステーションへ出さず、業者または自治体へ処理方法を確認

岡山市・倉敷市の家庭から出た草の扱い

岡山市 庭に自然に生えた雑草は、土を取り除き、透明または半透明の袋に入れて出します。 多量の場合は、数回に分けてごみステーションへ出します。
倉敷市 家庭から出た草花は「燃やせるごみ」です。 透明または半透明のごみ袋に入れて出します。
業者が刈った草は、家庭ごみと同じとは限りません

倉敷市では、草刈り業者が作業して出した刈草は 「事業ごみ」に該当し、家庭用のごみステーションには出せません。 業者へ頼むときは、刈る作業だけでなく、集草・運搬・処分まで含まれているか確認しましょう。

処分前に確認する3項目

  • 誰が刈った草か 自分で刈った家庭の草か、業者の作業で出た草かを確認します。
  • 自分で運べる量か 袋数だけでなく、袋の重さや収集場所までの距離も含めて判断します。
  • 処分まで料金に含まれているか 業者へ依頼する場合は、集草・積み込み・運搬・処分の範囲を確認します。
自分で袋詰めして運べるなら自治体収集。
大量でも車で運べるなら自己搬入。
袋詰めや運搬が難しければ業者回収が基本です。

出典: 岡山市「剪定した枝や雑草は、どのように出せばいいですか」 倉敷市「ごみ分別検索」 倉敷市「事業活動に伴って排出されるごみの出し方」

刈った草を自分で処分する5つの手順

自治体のごみ収集を利用すると決めたら、刈草は 「集める→分ける→乾かす→袋に詰める→出す」 の順番で処理します。最初から袋へ押し込むと、重さ・破損・臭いの原因になるためです。

作業を始める前に

草の中には小石・ガラス片・虫が隠れていることがあります。厚手の手袋、長袖、滑りにくい靴を着用し、暑い時間帯の長時間作業は避けてください。

  1. 1 集める 庭の端まで回収
  2. 2 分ける 土・石・枝を除く
  3. 3 乾かす 水分と重さを減らす
  4. 4 袋詰め 持てる重さに分ける
  5. 5 出す 自治体ルールを確認

熊手やレーキで刈草を集める

刈払機で刈った草は、壁際・植木の下・側溝・道路側まで広く飛散します。庭をいくつかの区画に分け、奥から出口へ向かって小さな山を作ると、持ち運びやすくなります。

なぜ必要?
残った草は風や雨で隣地・道路・排水口へ移動し、再び集め直すことになるためです。
  • 庭の奥から出口へ向かって集める
  • 植木・室外機・物置の周囲も確認する
  • 道路や隣地へ飛んだ草も回収する
  • 側溝・排水口へ入った草を取り除く

土・石・枝・ごみを取り除く

集めた刈草には、土・小石・太い枝・空き缶・ビニールなどが混ざっています。袋へ入れる前に、草とは別に分けてください。

なぜ必要?
土や石は袋を重くし、枝は袋を破ります。素材の異なるごみが混ざると、自治体の分別ルールにも合わなくなるためです。
土・泥 草を振り、根元をほぐして庭へ戻す
小石 袋へ入れる前に手や道具で取り除く
太い枝・竹 刈草とは分け、自治体の出し方を確認する
缶・金属類 素材ごとのごみに分別する
ビニール・ひも 草から外し、指定区分へ分別する

刈草を薄く広げて乾かす

雨の降らない日に、刈草を高く積まず、風通しのよい場所へ薄く広げます。必要に応じて途中で裏返し、雨や風で飛散しないよう管理します。

なぜ必要?
刈った直後の草は水分を含んで重く、密閉すると蒸れて臭いや腐敗が起こりやすいためです。
  • 雨の予報がない日を選ぶ
  • 山積みにせず、薄い層に広げる
  • 風が強い日はネットやシートで飛散を防ぐ
  • ブルーシートに水がたまらないようにする

安全に持ち上げられる重さで袋へ入れる

乾かした草を、自治体が認めている袋へ入れます。袋の容量いっぱいではなく、自分で無理なく持ち上げられる重さを基準に分けてください。

なぜ必要?
草を強く詰め込むと袋が破れやすくなり、持ち上げる際に腰や手を傷めるためです。
適切な詰め方

手で軽く押さえ、袋の口を確実に閉じられる量で分ける。

避けたい詰め方

袋の上へ乗る、体重をかける、尖った枝ごと押し込む。

自治体の収集日と排出条件を確認して出す

袋詰め後は、土地がある市町村のルールに従って出します。特に空き家や実家では、普段利用していない集積所へ自己判断で置かず、利用できる場所を事前に確認してください。

確認する項目
ごみの区分、袋の種類、収集曜日、排出時間、一度に出せる量、利用できる集積所、自己搬入先の有無です。
  • 大量の場合は、一度に出さず自治体へ確認する
  • 数回の収集日に分ける場合は、雨を避けて保管する
  • 自己搬入する場合は、受入品目・受付時間・手数料を確認する

途中でも自力処分を中止した方がよいケース

  • 草を広げる場所がなく、乾燥させられない
  • 袋数が多すぎる、または重くて安全に運べない
  • 収集日まで保管できない、空き家の集積所が分からない
  • 土・石・竹・ごみが大量に混ざっている

迷わず処分できる3つの選び方

刈った草の処理は、すべて自分で行う必要はありません。 現在どこまで作業が終わっているか によって、次の3つから選びます。

1

自分で処分

少量で、袋詰めから搬出まで無理なく完了できる場合。

2

草だけ回収

草刈りは終わったものの、刈草だけが庭に残っている場合。

3

一括で依頼

これから草を刈り、作業後に何も残したくない場合。

1

自分で処分する方がよいケース

自治体の収集ルールを確認でき、最後まで自分で片付けられる場合は、自力処分が最も費用を抑えられます。

  • 刈草が数袋程度に収まりそう
  • 集草や袋詰めを無理なく進められる
  • 利用できる収集場所と収集日を確認済み
  • 袋を安全に持って運べる
2

刈った草だけ回収してもらう方がよいケース

草刈りは終わっているものの、袋詰め・積み込み・運搬だけが難しい場合は、刈草だけの回収が合理的です。

  • 庭に刈草の山だけが残っている
  • 袋詰めや搬出を続ける体力がない
  • 車内を草や泥で汚したくない
  • 次の収集日まで保管できない
3

次回から草刈り・処分まで一括で頼む方がよいケース

毎回、草刈り後の処分で作業が止まる場合は、最初から集草・運搬・処分まで含めて依頼した方が、時間と身体への負担を減らせます。

  • 毎回、刈った草の処分で困っている
  • 空き家や遠方の実家を管理している
  • 草丈が高く、刈草が大量に出る
  • 作業当日に庭を空の状態へ戻したい

現在の状態から選ぶ早見表

現在の状態 選ぶ方法
少量で、袋詰め・搬出まで自分でできる 自分で処分
草刈りは終わったが、刈草だけが残っている 草だけ回収
まだ草刈り前で、後処理を残したくない 一括で依頼
遠方の空き家で、収集日に草を出せない 一括で依頼
毎回、袋詰めや運搬で疲れている 次回から一括依頼

判断のポイント: すでに草を刈り終えているなら「草だけ回収」。 これから作業するなら「草刈り・集草・運搬・処分まで一括」で見積もりを取ると、刈草だけが残る失敗を防げます。

現在どこまで作業が終わっているかを基準に選べば、 必要のない作業まで頼まず、途中で片付けが止まることも防げます。

市町村別に見る刈った草の出し方

岡山市・倉敷市・玉野市で実際に出すときの条件と、迷った場合の確認先 を整理します。

市町村別|刈った草を出すときの実務台帳

岡山

岡山市|自然に生えた雑草と、植えた植物を分ける

対象になる草
庭に自然に生えた雑草、枯れ葉、落ち葉。
袋と出し方
草についた土を取り除き、透明または半透明の袋へ入れます。
量が多い場合
一度にまとめて出さず、数回の収集日に分けます。 全袋数を先に数え、何回に分けるか決めてから袋詰めしてください。
混ぜてはいけない物
趣味の園芸で植えた花や、家庭菜園から出た野菜くずは有料指定袋です。 自然に生えた雑草と同じ透明・半透明袋へ混ぜないようにします。
迷ったとき
「自然に生えた草か、植えた植物か判断できない」と伝え、袋詰め前に環境事業課へ確認します。
倉敷

倉敷市|家庭の草花は「燃やせるごみ」

家庭から出た草
家庭の草花は「燃やせるごみ」に分類されます。
袋と出し方
無色透明または半透明のごみ袋へ入れ、地域の収集日に出します。
庭木剪定物
長さ1m、太さ10cm以内にして、ひもで束ねるか袋へ入れます。 草に太い枝が混ざっている場合は、先に分けてください。
業者作業の草
草刈り業者の作業によって発生した刈り草は「事業ごみ」と案内されています。 家庭用のごみステーションへ出す前提にしません。 見積もり前に「刈った草の持ち帰り・運搬・処分まで含まれますか」と確認してください。
迷ったとき
家庭ごみは資源循環推進課、業者作業や店舗・会社から出た草は廃棄物対策課へ確認します。
玉野

玉野市|雑草は50L以内の透明・半透明袋

袋と容量
落ち葉・雑草は、有料指定袋ではなく、透明または半透明の50L以内の袋へ入れます。
出す時間
決められたごみステーションへ、収集日の朝8時までに出します。
量が多い場合
何度かに分けて出します。一度に処理したい場合は、東清掃センターへの有料持ち込みを確認します。 車へ積む前に、受付日・受付時間・料金・草以外の混入条件を電話で確認してください。
剪定枝
直径5cm以内・長さ50cm以内に切り、30cm以内の束にするか、50L以内の透明・半透明袋へ入れます。
迷ったとき
ステーションへの出し方は環境保全課、大量の草の自己搬入は東清掃センターへ確認します。

3市で特に間違えやすい違い

市独自の違い 読者が行うこと
岡山市 自然に生えた雑草と、植えた花・野菜くずで使用する袋が異なる 袋詰め前に、自然の雑草と園芸・家庭菜園の植物を分ける
倉敷市 家庭で出た草と、業者作業で発生した刈り草で扱いが異なる 業者へ頼む場合は、処分まで見積もりに含める
玉野市 袋は50L以内。大量なら分割排出か東清掃センターへの持ち込み 袋数が多い場合は、持ち込み条件を先に電話確認する

内容に合う問い合わせ先へ直接電話する

「草の出し方」について聞く窓口と、「業者作業で出た事業ごみ」「大量の自己搬入」について聞く窓口は異なります。 次の電話帳から、質問内容に合う窓口を選んでください。

岡山市
家庭の雑草・袋・ごみステーション 岡山市 環境事業課
086-803-1297
事業系ごみ・許可業者の確認 岡山市 環境事業課 事業係
086-803-1298
倉敷市
家庭の草花・袋・分別 倉敷市 資源循環推進課
086-426-3375
業者作業・店舗・会社から出た草 倉敷市 廃棄物対策課
086-426-3385
玉野市
雑草の袋・分別・ステーション 玉野市 環境保全課
0863-32-5520
大量の草の自己搬入 玉野市 東清掃センター
0863-21-3383

電話する前に4つだけ確認する

場所 自宅・実家・空き家・店舗
作業者 自分・家族・草刈り業者
袋数・山の幅と高さ
混ざり物 土・枝・竹・ごみ
そのまま読める問い合わせ文

「〇〇市の自宅(実家・空き家)の庭で、私(家族・業者)が刈った草があります。 量は45L袋で約〇袋分です。 ごみステーションへ出せますか。 出せる場合は、袋の種類・収集日・一度に出せる量を教えてください。 出せない場合は、持ち込み先と受付条件、または依頼できる許可業者の確認方法を教えてください。」

電話で聞いた内容を記録する

電話中に、次の6項目をメモしてください
使用する袋
収集曜日・時間
一度に出せる量
利用できるステーション
持ち込み先・受付時間
料金・必要な持ち物

自治体の回答に応じて、次に行うこと

「ごみステーションへ出せます」
次の行動: 指定された袋を用意し、収集日から逆算して乾燥・袋詰めを始めます。
「数回に分けてください」
次の行動: 全袋数を数え、何回の収集日に分けるか決めます。 収集日まで保管できなければ、持ち込み条件を聞き直します。
「処理施設へ持ち込めます」
次の行動: 受付日時・料金・本人確認書類・草以外の混入条件を確認してから車へ積みます。
「家庭ごみとして出せません」
次の行動: 作業した業者へ持ち帰りを依頼するか、自治体へ一般廃棄物収集運搬業の許可業者を確認します。
空き家・遠方の実家では、ごみステーションを自己判断で使わない 普段利用していない地域のステーションへ大量の草を置くと、回収されない可能性があります。 利用できる場所と収集日を電話で確認できない場合は、草刈りを始める前に回収方法を決めてください。
今すぐにできること
  1. 上の市町村別台帳で、自分の地域の袋と出し方を確認する
  2. 不明点が一つでもあれば、該当窓口へ電話する
  3. 電話で聞いた6項目を記録する
  4. 収集日に出すか、処理施設へ持ち込むかを確定してから作業を始める

※2026年7月時点で各自治体の公式情報を確認しています。分別・収集・持ち込み条件は変更される場合があります。排出前に各自治体の最新情報をご確認ください。
出典: 岡山市「剪定した枝や雑草は、どのように出せばいいですか」倉敷市「ごみ分別検索」倉敷市「事業活動に伴って排出されるごみの出し方」玉野市「ごみ分別収集カレンダー(令和8年度)」

避けたい処理と正しい対処

大量の刈草を前にすると、「乾くまで置く」「燃やす」「埋める」「堆肥にする」と考えがちです。 しかし、方法によっては火災・近隣トラブル・再発芽につながります。 まず、今の刈草に使える方法かどうかを判定してください。

5つの処理方法を一度に比較

処理方法
基本判断
主な問題
今行うこと
山積みのまま放置
避ける
雨で重くなる・腐敗・飛散・乾燥後の火災
薄く広げ、処分日を決める
庭・空き地で焼却
原則禁止
煙・臭い・近隣苦情・火災・法令違反
自治体収集・持ち込み・回収へ切り替える
大量の生草を埋める
非推奨
分解不足・種や地下部の残存・再発芽
種・根がある草は袋で処分する
刈った場所へ敷く
条件付き
厚く積むと蒸れ・飛散・排水口詰まり
少量・短い草・種なしの場合だけ薄く敷く
堆肥化
管理できれば可
発酵温度不足・種の生存・切り返し不足
温度・水分・空気を管理できる場合だけ行う

現在の状態から、最初の行動を選ぶ

庭に大きな草の山がある

全体・高さ・道路までの経路を写真に撮り、処分日を決めます。数日以内に片付けられない量なら回収を検討します。

草が濡れて重い

高く積まず、飛散しない場所へ薄く広げます。雨が続く場合は無理に袋詰めせず、濡れた状態で回収可能か確認します。

すでに袋へ入れている

収集日まで雨を避け、袋の破れ・臭い・持ち上げられる重さを確認します。

方法ごとの理由と、具体的な対処

山積みのまま放置しない理由

刈った直後の草は水分を含んでいます。高い山のまま置くと内部が乾きにくく、雨が降ればさらに重くなります。 その後の袋詰め・積み込み・運搬が難しくなるため、「乾燥させるための放置」と「山積み放置」は分けて考えます。

  • 乾かす場合は、高い山を崩して薄く広げる
  • 道路・隣家・側溝へ飛ばない場所を選ぶ
  • 雨が降る前に、収集日・持ち込み日・回収日を決める
  • 通路・駐車場・排水口の上には置かない

乾燥した枯草は火が移る危険もあります。岡山市消防局は、枯草火災の原因として、たばこ・たき火・各種焼却を挙げています。

庭や空き地で燃やしてはいけない理由
廃棄物の野焼きは原則禁止です 地面で直接燃やす場合だけでなく、ドラム缶・ブロック囲い・簡易な焼却設備による処分も、自由に行える方法ではありません。

農林漁業、宗教行事、日常生活上の軽微なたき火など、一部例外はあります。 ただし、例外に該当しても煙や臭いで周囲へ支障が出れば、行政指導の対象になることがあります。 消防署への届け出も、野焼きを許可する手続きではありません。

  • 家庭ごみとして出せるか自治体へ確認する
  • 数回に分けて収集日に出せるか確認する
  • 処理施設へ自己搬入できるか確認する
  • 自力で運べなければ、草だけの回収を依頼する

玉野市は、庭から出た雑草・剪定木を少量ずつごみステーションへ出すか、東清掃センターへ自己搬入する方法を案内しています。

大量の生草を庭へ埋める方法をおすすめしない理由

少量の植物を管理して土へ戻すことと、大量の生草を穴へ入れて埋めることは同じではありません。 種・穂・根・地下茎が残る草は、分解が不十分な状態で土へ戻すと、再び広がる原因になります。

  • 種や穂がついている草
  • スギナ・ドクダミなど地下部が残りやすい草
  • ツルや根が長く絡んでいる草
  • 石・土・ビニール・ごみが混ざった草
  • 一度に穴へ入れ切れない大量の草

上記に当てはまる場合は、自治体ルールに従って袋で出すか、持ち込み・回収へ切り替える方が確実です。

刈った場所へ敷いたままにできる条件

現場判断の目安として、少量で短く、種や穂がなく、風や雨で流れない場合は、薄く敷く方法を検討できます。 ただし、住宅地や排水口付近では、量が少なくても回収した方が安全です。

  • 草が短く細かく切れている
  • 種や穂がついていない
  • 一か所へ厚く積まず、地面が透ける程度に薄くする
  • 道路・隣家・側溝へ飛ばない
  • 作業後の景観に問題がない場所で行う
  • 腰丈ほどの長い草やツル草
  • 種・穂・根が大量についている草
  • 雨で濡れ、厚い層になっている草
  • 住宅地で飛散や臭いが心配な場所
堆肥化は「庭の隅へ積むだけ」ではできない

雑草種子を抑えるには、発酵温度を一定時間保ち、切り返して全体へ熱を行き渡らせる必要があります。 農林水産省の農業向け資料では、対象となる複数の雑草種子について、次の温度管理が目安として示されています。

55℃ 3日以上の継続が一つの目安
60℃ 1日以上の継続が一つの目安
これは農業用堆肥化に関する資料の目安です。家庭の庭へ積んだ草が、同じ温度へ均等に達するとは限りません。 切り返しを行い、堆肥全体の温度を確保することが重要とされています。
  • 堆肥を作る専用場所がない
  • 定期的な切り返しができない
  • 温度や水分を確認できない
  • 種・根・ツルが多い
  • 今回だけ大量の草が出た
  • 早く庭を空の状態へ戻したい

今の刈草の状態から、今日行うこと

刈った直後で濡れている
今日: 雨を避け、飛散しない場所へ薄く広げます。同時に処分日を決めます。
庭に大きな山がある
今日: 草の山全体・高さ・搬出経路の3枚を撮影し、自己搬入か回収の可否を確認します。
袋へ入れたが収集日まで長い
今日: 雨に濡れない場所へ移し、袋の破れ・臭い・持ち上げられる重さを確認します。
種・穂・根が多い
今日: 敷草・埋設・簡易な堆肥化を避け、自治体ルールに従う処分へ切り替えます。
燃やそうとしている
今日: 焼却を中止し、自治体収集・自己搬入・草だけ回収のいずれかへ変更します。
数回の収集でも出し切れない
今日: 自治体へ自己搬入条件を確認するか、写真を使って回収費用を確認します。

※野焼きの例外に該当するかは、自己判断せず自治体へ確認してください。ごみ処理・消防のルールは変更される場合があります。
出典: 岡山市「野焼は、どこまで行なってもよいのか?」岡山市消防局「もしかしたら違反かも?」玉野市「野焼き(野外焼却)は法律で禁止されています」農林水産省関東農政局「飼料畑・牧草地の外来雑草等対策」

業者へ頼むときの料金と見積もり確認点

刈った草の回収料金は、袋数だけでは決まりません。 草の量・濡れ具合・搬出距離・混入物によって、必要な車両と作業人数が変わります。 写真と必要情報を先にそろえ、作業範囲を含む総額を確認すること が重要です。

見積もり依頼は4段階で進める

1 写真を撮る 草の全体・状態・搬出経路
2 情報を送る 住所・量・濡れ具合・希望日
3 範囲を確認 集草・積込・運搬・処分
4 総額を確認 追加費用の条件まで聞く

回収料金が変わる4つの条件

1.草の量

袋数、草の山の幅・奥行き・高さによって、車両サイズと積載回数が変わります。

2.濡れ具合

雨に濡れた草は重くなり、一度に積める量や袋の強度へ影響します。

3.搬出経路

庭の奥、階段、傾斜、狭い通路では、手運びの距離と作業時間が増えます。

4.混入物

土・石・竹・枝・木材・金属・ごみが混ざると、分別や別処理が必要になります。

見積もり用の写真はこの3枚

全体写真
1枚目 刈草の山全体

少し離れ、すべての草の山が画面へ入るように撮影します。

近接写真
2枚目 草の高さ・状態

草の厚み、濡れ具合、土・枝などの混入が分かる距離で撮影します。

経路写真
3枚目 道路までの搬出経路

門、通路、階段、坂道、トラックを停める位置まで写します。

「回収だけ」と「一括依頼」では作業範囲が異なる

依頼方法 主な作業 向いている状態
草だけ回収 積み込み・搬出・運搬・処分 草刈りと集草が終わり、草の山だけ残っている
集草から依頼 草を集める・積み込み・搬出・運搬・処分 刈った草が庭全体へ散らばっている
草刈りから一括 草刈り・集草・積み込み・運搬・処分 まだ草を刈っておらず、作業後に何も残したくない
定期管理 定期草刈り・回収・現地確認・作業報告 空き家・遠方の実家・管理地を継続管理したい

写真と一緒に送る文章

次の文章をコピーし、〇部分を変更してください

岡山県〇〇市〇〇町の自宅(実家・空き家)です。 草刈りは終わっており、刈った草の回収を希望しています。 草の山は〇か所あり、45L袋で約〇袋分です。 草は乾いています(雨に濡れています)。 草の山から道路までは約〇mで、階段・坂道はありません(あります)。 土・石・枝・ごみの混入はありません(あります)。 集草・積み込み・搬出・運搬・処分を含む総額を教えてください。 追加費用が発生する条件と、立ち会いなしで作業できるかも教えてください。 希望日は〇月〇日です。

見積書で確認する6項目

「回収一式」とだけ書かれた見積書では、どこまで含まれているのか分かりません。 次の6項目が含まれているか確認してください。

確認項目
確認する内容
チェック
集草費
庭全体へ散らばった草を集める作業が含まれるか
袋詰め・積み込み費
草の山を袋または車両へ積み込む作業が含まれるか
搬出費
庭の奥から道路・車両まで運ぶ作業が含まれるか
車両・運搬費
車両代と処分先までの運搬料金が含まれるか
処分費
刈った草を適切に処分する費用が含まれるか
作業後清掃
草を積んだ後の掃き掃除や残草確認が含まれるか

依頼前に必ず聞く5つの質問

電話・LINE・メールで確認してください
  • 集草・積み込みは料金に含まれていますか
  • 運搬・処分まで含む総額ですか
  • 追加費用が発生する条件は何ですか
  • 立ち会いなしでも作業できますか
  • 作業後の写真を送ってもらえますか
  • 見積もり後のキャンセル条件はありますか

追加費用が発生しやすい現場

写真に写っていない場所にも草の山がある
草の下に石・木材・金属・ごみが隠れている
雨で濡れ、想定より重量が増えている
土や泥が大量に付着している
道路まで階段・傾斜・長い通路がある
車両を敷地前へ停められない
竹・太い枝・切り株が混ざっている
ハチ・毛虫などで安全対策が必要

追加費用を防ぐには、不利な条件ほど先に伝えることが重要です。 写真で現場全体を見せ、作業前に総額と追加条件を確認してください。

暮らしの相談窓口へ依頼する場合の料金目安

機械草刈り 1坪500円〜(税抜)

草刈り作業の基本料金です。回収・処分の有無や現場条件で総額が変わります。

20坪・処分費込みパック 15,000円(税抜)

刈る・集める・捨てる作業を含む目安です。適用条件は写真または現地で確認します。

刈った草だけの回収: 草の量、乾燥・濡れの状態、混入物、搬出距離を確認して個別に見積もります。 草の山全体・近接写真・搬出経路の3枚を送ると判断が早くなります。

写真を送る前の最終チェック

次の情報がそろえば、見積もり依頼を進められます
  • 草の山全体の写真
  • 草の高さ・濡れ具合の写真
  • 道路までの搬出経路の写真
  • 市町村・町名
  • 草刈りが終わっているか
  • 草が乾いているか、濡れているか
  • 土・石・枝などの混入物
  • 希望日・立ち会いの可否
見積もりの目的は、料金を聞くだけではありません。
集草・搬出・運搬・処分まで含む総額と、作業後に草が残らないこと を確認してください。

岡山県内で実際に対応した草刈り・刈草処分3例

岡山県内の実際の施工事例

刈った草を庭に残さず、
回収・処分まで行った実際の3事例を紹介します。

今回紹介するのは、 12坪・30坪・約80坪の3事例です。

広さや料金だけでなく、 刈草をどう集め、どこまで回収・処分したのか に注目して見てください。

CASE 01 12坪 岡山市中区長利 税込15,000円
CASE 02 30坪 倉敷市宮前 税込30,000円
CASE 03 約80坪 玉野市田井 草刈り 税込55,000円〜
CASE 01
岡山市中区長利

12坪の住宅庭|回収・処分まで税込15,000円

作業総額 15,000円 税込
岡山市中区長利の12坪の庭で行った草刈り事例
地域 岡山市中区長利
対象面積 12坪
作業内容 草刈り・回収・処分
作業総額 税込15,000円

庭の一部に雑草が密集し、 自分で草を刈った後の片付けや処分まで行うのが難しいと お困りの事例です。

今回は、20坪までの条件に合う庭だったため、 20坪まで・処分費込み15,000円(税込)のパック を利用しました。

税込15,000円に含まれた作業

無料出張 機械草刈り 集草 積込み 回収 刈草処分 簡易清掃 完了写真

税込15,000円に含まれる範囲: 機械草刈り・集草・積み込み・刈草の回収・処分・簡易清掃・完了写真

面積だけの計算と、今回の作業は内容が違います

草刈り作業だけの単純計算 12坪 × 500円〜 税抜6,000円〜
今回利用した処分込みパック 刈る・集める・積み込む・回収・処分 税込15,000円

※12坪を1坪500円で計算した場合、草刈り作業だけの目安は税抜6,000円〜です。 今回の税込15,000円は、草刈りだけではなく、集草・積み込み・回収・処分・簡易清掃まで含む 「20坪までの処分込みパック」を利用した実際の作業総額です。

この事例から分かること

小さな庭でも、「草を刈るだけ」と 「刈った草の処分まで終わらせる」では比較する料金が違います。

CASE 02
倉敷市宮前

30坪の住宅庭|庭石まわりまで対応し税込30,000円

作業総額 30,000円 税込
倉敷市宮前の30坪の庭で庭石や灯籠まわりを除草した事例
地域 倉敷市宮前
対象面積 30坪
作業内容 草刈り・回収・処分
作業総額 税込30,000円

庭石や灯籠、飛び石の周辺に雑草が伸び、 庭全体の見通しが悪くなっていた事例です。

何もない平らな土地とは違い、 庭石・灯籠・飛び石・庭木の根元を確認しながら 周囲の雑草を刈り取りました。

刈った草は庭に残さず、 集草・積込み・回収・処分まで行い、 庭石や通路が見える状態まで仕上げています。

この庭で確認しながら作業した場所

庭石
灯籠
飛び石
庭木の根元
この事例から分かること

同じ30坪でも、「何もない30坪」と 「庭石や植木がある30坪」では、必要な作業が変わります。

面積だけでは、 実際の作業量までは判断できません。

CASE 03
玉野市田井

約80坪の売却予定地|草刈り料金税込55,000円〜

草刈り料金 55,000円〜 税込
玉野市田井の約80坪の売却予定地で行った草刈り事例
地域 玉野市田井
作業面積 約80坪
ご依頼者 不動産会社
草刈り料金 税込55,000円〜

不動産会社から、 土地の販売や現地案内に向けて、 敷地内の雑草を取り除きたいというご依頼でした。

約80坪の敷地内に伸びた雑草を刈り、 刈草の集草・回収・処分 まで対応しました。

この現場では、草刈り作業の後に、 土地を見せやすい状態にするため 真砂土による整地にも対応しています。

料金表記について

税込55,000円〜は草刈り料金です。 その後に行った真砂土による整地は、 現場の仕上げ内容に応じて確認する別の作業です。

この事例から分かること

広い土地では、「草を刈る」だけでなく、 その土地を最終的にどの状態まで仕上げたいかも重要です。

空き地の管理、売却前、現地案内前など、 草刈りをする目的によって必要な作業範囲が変わります。

3つの事例を比べると

草刈り料金は「何坪あるか」だけでは決まりません

事例 広さ 料金 料金を見るポイント
岡山市中区 12坪 15,000円 処分込みパックを利用
倉敷市 30坪 30,000円 庭石などを確認しながら作業
玉野市 約80坪 草刈り55,000円〜 売却予定地・回収処分まで対応

自分に近い事例が分かったら、次に行うこと

草刈り済み 草の山を3方向から撮る

草の全体・濡れ具合・道路までの搬出経路を撮影し、草だけの回収費用を確認します。

草刈り前 庭全体と草丈を撮る

集草・積み込み・回収・処分まで含む総額を確認します。

空き家・遠方 立ち会い条件を伝える

鍵の受け渡し、立ち会いなし作業、完了写真の送付まで確認します。

実例から分かる「刈草処分の差」

同じ広さでも、刈った草を庭へ残すか、回収・処分まで終わらせるかで総額は変わります。

01 草丈・密度
02 庭石などの障害物
03 回収・処分
04 搬出条件
05 土地の広さ
06 どこまで仕上げるか

事例を見るときは、 同じ広さ・同じ料金の現場を探すのではなく、 自分の庭に必要な集草・搬出・回収・処分の範囲を見つけることが重要です。

まとめ|刈った草は量・場所・運べるかで処分方法を決める

刈った草の処分は、草刈りが終わってから考えると、 袋詰めや運搬まで手が回らず、庭に草だけが残りやすくなります。 現在の量と、自分でどこまで作業できるか を確認して処分方法を決めてください。

CHECK 01 自治体収集へ出せる量か

袋数、一度に出せる量、収集日までの保管場所を確認します。

CHECK 02 自分で運べるか

袋の重さ、車への積み込み、道路までの搬出距離を確認します。

CHECK 03 いつ処分を終えられるか

数回の収集、自己搬入、業者回収のどれが最も早く終わるかを判断します。

現在の状態から3つの方法を選ぶ

自治体収集へ出す

数袋程度で、袋詰め・保管・ごみステーションまでの搬出ができる場合。

袋・収集日・一度に出せる量を確認
処理施設へ持ち込む

収集では出し切れないものの、自分で車へ積み、施設まで運べる場合。

受付日時・料金・持ち込み条件を確認
草の回収を依頼する

袋詰め・積み込み・搬出・運搬が難しい、または空き家で収集日に行けない場合。

写真3枚を撮り、処分まで含む総額を確認

現在の状態から、今日行うこと

数袋で自分で運べる
今日: 自治体の袋・収集日・一度に出せる量を確認します。
大量だが車で運べる
今日: 処理施設の受付日時・料金・必要書類・混入条件を確認します。
草の山だけ残っている
今日: 草の山全体・濡れ具合・搬出経路を撮影し、草だけの回収費用を確認します。
まだ草を刈っていない
今日: 草刈り・集草・積み込み・運搬・処分まで含む総額を確認します。
空き家で収集日に行けない
今日: 立ち会いなし作業と、作業後写真の送付が可能か確認します。
どの方法がよいか判断できない
今日: 庭全体の写真を撮り、自治体または回収業者へ相談します。

回収を相談するときに用意する写真3枚

1 草の山全体

すべての草の量が分かるように、少し離れて撮影します。

2 草の状態

草の高さ・厚み・濡れ具合・混入物が分かるように撮影します。

3 搬出経路

草の山から道路までの通路・門・階段・坂道を撮影します。

見積もりでは、金額だけでなく作業範囲を確認する
  • 集草
  • 袋詰め・積み込み
  • 道路までの搬出
  • 車両・運搬
  • 刈草の処分
  • 作業後の清掃
  • 追加費用の条件

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