実家の片付け100万円|自分の家の“本当の総額”を見抜く方法
「実家の片付けに100万円」。
ネットでたまたま見かけた金額を見て、「本当にそこまでかかるの?」と調べている方も多いと思います。
すでに業者から100万円前後の見積もりを受け取り、「この金額は妥当なのか」と確認したい方もいれば、
これから実家を片付けるために、「うちも100万円くらい必要になるのでは」と心配している方もいるでしょう。
結論からいうと、実家の片付けが100万円前後になるケースはあります。
ただし、一軒家だから100万円、家が広いから100万円と決まるわけではありません。
実際の費用は、残っている家財の量、どこまで片付けるのか、搬出のしやすさ、必要な人数や車両、さらに買取できる物が残っているかなどによって変わります。
つまり、「100万円」という数字だけを見ても、高いのか妥当なのかは判断できません。
そこでこの記事では、一般的な相場を並べるだけではなく、実際に自分の場合を確認できるようにしました。
すでに見積もりを受け取っている方は、手元の見積書を見ながら。
まだ見積もりを取っていない方は、今の実家の状態を思い浮かべながら。
作業範囲・物量・車両・人数・搬出条件・買取の有無を順番に確認していけば、「なぜこの金額になるのか」「自分の実家は費用が大きくなりそうか」「次に何を確認すればいいか」まで判断できるようになります。
100万円という数字だけで不安になる必要はありません。
まずは、今のあなたの状況に近い方から確認してみてください。
まず、あなたはどちらですか
「実家の片付けに100万円」と聞いて不安になっていても、 今の状況によって、最初に確認することは違います。 当てはまる方から進んでください。
見積書を
まず6項目で確認してください
100万円前後の見積もりを受け取っても、
金額だけを見て「高い」「安い」と判断することはできません。
手元の見積書を見ながら、分かる項目にチェックを入れてください。
現在の確認結果
まず、見積書を確認してみてください
分かる項目にチェックを入れると、今の見積書でどこまで判断できるか確認できます。
大切なのは「6項目すべて書いてあること」ではありません
見積書の書き方は業者によって異なります。
記載がなくても、説明を受けて内容が分かっていれば問題ありません。
契約前に確認したいのは、
「なぜこの金額になるのかを、自分でも説明できる状態になっているか」
です。
※このチェックは、見積金額そのものを高い・安いと断定するものではありません。 作業内容や現場条件を比較するための確認項目です。
実家の状態を見ながら
8項目を確認してください
まだ見積もりを取っていない場合、
「一軒家だから100万円」と決めつける必要はありません。
今の実家を思い浮かべながら、当てはまる項目にチェックを入れてください。
現在の確認結果
まず、実家の状態を確認してみてください
当てはまる項目にチェックを入れると、費用が大きくなりやすい条件がどれくらい重なっているか確認できます。
このチェックだけで「100万円」と決めることはできません
チェックしているのは、
「作業量が大きくなりやすい条件が重なっているか」
です。
実際の金額は、家財の量・作業範囲・搬出条件・必要な人数や車両などを確認して決まります。
※このチェックは片付け費用を自動計算するものではありません。 現場条件によって必要な作業量や費用は異なります。
写真で比較|あなたの実家は、
この事例より多い・近い・少ない
チェック項目だけでは、実際にどれくらいの片付け量になるのか
想像しにくいと思います。
そこで、
実際に片付けた一軒家の写真・搬出量・人数・作業時間・費用
を見ながら、自分の実家と比べてみてください。
実際の片付け事例
高梁市|一軒家の実家片付け
この事例では、実家に残っていた家財を搬出すると
4t車5台分になりました。
4名で4時間の作業です。
一方、残っていた物をすべて処分するのではなく、
買取できる物を確認したことで、
15万円分を片付け費用から差し引くことができました。
あなたの実家と比べてみてください
35万円という金額だけではなく、 写真・物量・人数・車両まで一緒に比べてください。
この事例より
明らかに少ない
- 空いている部屋が多い
- 大型家具が少ない
- 収納もかなり整理されている
- 納屋・倉庫を片付けない
- 屋外の処分品が少ない
この場合、 「一軒家だから100万円」 と考える必要はありません。
この事例と
だいたい近い
- 各部屋の家財量が近い
- 大型家具の量も近い
- 収納にも物が残っている
- 搬出量も同程度に見える
金額だけではなく、 4名・4時間・4t車5台分 という作業規模まで比較してください。
この事例より
明らかに多い
- 各部屋に家財が多く残っている
- 押入れ・収納にも大量にある
- 納屋・倉庫・物置もある
- 庭にも処分品がある
- 大型家具・重量物が多い
この場合は、 車両台数・人数・作業時間が増える可能性 があります。
比べるのは「家の大きさ」ではなく、この4つです
「5LDKだから」「実家が広いから」という理由だけでは、 100万円になるかどうかは分かりません。 写真と実際の作業量を一緒に比べること が重要です。
見積もりは金額ではなく、
同じ作業範囲に揃えて比較してください
複数の業者から見積もりを取ると、金額に大きな差が出ることがあります。
ただし、
一番安い見積もりが、一番安く片付くとは限りません。
まず、それぞれの金額に
「どこまでの作業が含まれているか」
を揃えて確認してください。
例えば、3社からこの金額が出たとします
同じ実家でも、見積もり内容はここまで違います
金額と一緒に、何が含まれているかを見てください。
| 確認項目 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| 室内の家財 | 含む | 含む | 含む |
| 納屋・倉庫 | 含まない | 含む | 含む |
| 庭の不用品 | 含まない | 含まない | 含む |
| エアコン撤去 | 別料金 | 含む | 含む |
| 買取査定 | なし | あり | あり |
| 見積総額 | 65万円 | 82万円 | 95万円 |
※上記の金額・内容は、見積もりの比較方法を説明するための仮例です。
65万円が「一番安い」とは、まだ判断できません
A社の65万円には、納屋・庭・エアコン撤去などが含まれていません。
後から追加すると、最終的な支払額が変わる可能性があります。
一方、C社の95万円には、最初からより広い作業範囲が含まれています。
つまり比較するべきなのは、
「65万円と95万円」ではなく、自分が片付けたい範囲を全部含めた最終総額
です。
手元の見積もりを、この表に当てはめてください
A社・B社・C社の見積書を見ながら、分かる範囲で入力してみてください。 空欄が残った項目は、契約前に確認したいポイントです。
| 比較項目 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| 室内の家財 | |||
| 押入れ・収納 | |||
| 納屋・倉庫・物置 | |||
| 庭・屋外 | |||
| 大型家具・重量物 | |||
| エアコン等の撤去 | |||
| 清掃 | |||
| 車両サイズ・台数 | |||
| 作業人数・日数 | |||
| 買取査定 | |||
| 追加料金の条件 | |||
| 最終総額 |
空欄がある=悪い見積書、ではありません。
見積書に記載されていなくても、口頭説明で確認できれば比較材料になります。
分からないままの項目だけ、契約前に確認してください。
100万円の見積もりなら、最低限この4つを揃えてください
費用を下げたい方は、捨てる前に確認してください
自分で処分すれば費用を減らせることもあります。 ただし、実家には「捨てる前に見てもらった方がいい物」が残っていることがあります。
捨てる前に確認したい物を見る
見積もり前に、
全部捨てないでください
実家の片付け費用を抑えるために、
「先に自分たちで捨てられる物を捨てておこう」
と考える方もいると思います。
自分で処分して物量を減らせば、費用を抑えられる場合はあります。
ただし、実家では
価値が分からない物まで先に捨ててしまわないこと
も大切です。
「古い=処分品」とは限りません
ご家族から見ると不要な物でも、種類や状態によっては査定できる場合があります。
費用を下げるために先に処分した結果、
買取できた可能性のある物まで捨ててしまうと、元には戻せません。
価値が分からない物は、捨てる前に確認
例えば、実家に次のような物が残っている場合です。
※上記の品物がすべて買取対象になるわけではありません。 種類・状態・市場価値などによって査定結果は異なります。
実際の片付け事例
片付け費用50万円から、買取15万円を差し引けた例
先ほど紹介した高梁市の実家片付けでは、 家の中に残っていた物を最初からすべて処分品として扱わず、 買取できる物を確認しました。
この事例で重要なのは、
「15万円安くなった」という結果だけではありません。
処分する前に一度確認したことで、
「捨てる物」と「買取できる物」を分けられたことです。
「これはゴミ」「これは売れる」を、ご家族だけで決めなくても大丈夫です
実家に長年残っている品物の価値を、ご家族だけで一つずつ判断するのは簡単ではありません。
二宮産業株式会社には
専任の骨董品鑑定士
が在籍しており、備前焼や骨董品など、価値が分かりにくい物も処分前に確認できます。
買取できる物があれば査定し、
買取金額を片付け費用から差し引いた最終負担額
で考えます。
※古い物なら何でも買取できるわけではありません。 品物の種類・状態・市場価値などによって、買取できない場合もあります。
見積もり前に、ここまで片付けなくて大丈夫です
費用を確認するために、ご家族だけですべて終わらせる必要はありません。
先に決めるのは「絶対に残したい物」だけ
費用を下げる前に、「捨てて戻せない物」を守ってください
安くするために何日もかけて片付けるより、
まず
「価値が分からない物は捨てない」「絶対に残したい物だけ決める」
ところからで十分です。
それ以外は、今の状態を見てもらってから、
「残す・買取・処分」に分ける方法があります。
最後に、見積もりを判断する
3つだけ確認してください
ここまでの内容を、すべて覚えておく必要はありません。
実家片付けの見積もりを見るときは、
最後に次の3つだけ
確認してください。
その金額で
どこまで片付く?
最初に確認するのは、 金額そのものではなく、その金額で何が終わるのか です。
どれくらいの
作業になる?
次に、 その金額になる作業量が説明できるか を確認します。
最後に
いくら支払う?
最後に確認するのは、 見積金額ではなく、最終的なご負担額 です。
見積もりを見るときは、この3つ
金額だけでなく、ここまで分かっているか確認してください
金額を比較できる状態です
作業範囲・作業量・最終負担額が分かっていれば、 他社の見積もりや実際の事例と、同じ条件で比較できます。
まだ金額だけでは判断できません
すべてを最初から調べ直す必要はありません。 分からない項目だけ、契約前に確認してください。
確認したいのは「見積金額」だけではありません
本当に知りたいのは、
「自分の実家を、希望する範囲まで片付けたとき、最終的にいくら支払うのか」
です。
見積金額だけを見るのではなく、
「どこまで・どれくらい・最終いくら」
の3つを確認してから判断してください。
それでも、自分の実家がいくらになるか分からない方へ
見積書を見ても判断できない、 実家がどの事例に近いか分からない場合は、 次に「自分の場合の総額をどう確認するか」を整理します。
自分の実家の総額を確認する
自分の実家ではいくらになるか
確認したい方へ
ここまで確認しても、
「自分の場合は結局いくらになるのか」
までは判断しきれないことがあります。
その場合は、無理に自分で金額を計算する必要はありません。
今分かっている情報から、
必要な作業と最終的な負担額を確認する
ところまで進めれば大丈夫です。
今の見積もりと、同じ条件で比較
今の業者を断ると決める必要はありません。 まずは、同じ作業範囲で比較できる状態にします。
- どこまでの作業が含まれているか
- 家財量・人数・車両はどの程度か
- 追加になる作業は残っていないか
- 買取できる物は確認されているか
- 最終的な負担額はいくらか
今の実家の状態から、必要な作業を確認
見積もりのために、先に家の中を片付ける必要はありません。 今の状態から作業量を確認できます。
- 残っている家財の量
- どこまで片付けたいか
- 搬出しやすい環境か
- 必要になる人数・車両
- 買取できる物が残っているか
確認したいのは「○円〜」ではありません
希望するところまで片付けた場合の「総額」を確認します
実家の片付けは、家の広さだけでは正確な金額を決められません。
大切なのは、
何を処分し、どこまで片付け、何が買取できるのか
を確認したうえで、
最終的に必要な金額を見ることです。
ご相談前に、ここまで準備しなくて大丈夫です
費用を確認するために、ご家族だけで先に片付けを進める必要はありません。
分別
家財が残った状態でも、物量や作業範囲を確認できます。
搬出
大型家具などを先に外へ運び出しておく必要はありません。
価値の判断
売れるか分からない物は、そのまま残して確認できます。
実家片付けサービス
自分の実家の片付け総額を確認する
見積もりをすでに持っている方も、
まだ何もしていない方も確認できます。
実際の作業範囲・家財量・搬出条件・買取できる物まで見たうえで、
必要な金額を確認してください。
「どこまで片付けたいか」だけ決まっていれば、 分別・搬出前の状態から確認できます。
実際の事例・対応範囲・見積もり方法を確認できます
見積もりで迷ったときは、 金額だけを見て決めるのではなく、「どこまで片付いて、最終的にいくらになるのか」 まで確認してください。